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介護保険部

投稿日:
2019.12.01
最終更新日時:
2019.12.01
カテゴリー:
介護保険部 訪問リハビリテーション振興財団

第10回訪問リハ研究会

第10回訪問リハ研修会が11月23、24日の2日間にわたり開催されました。

POS合同の研修会で2日間で80名のべ約140名の参加がありました。

23日の午前は「訪問リハビリテーションにおけるクリニカルリーズニング」というテーマで医療創生大学の慶徳民夫氏に講演して頂きました。訪問リハで生活に関わるには地域を含めたアセスメントの必要性等忘れてはいけない視点を改めて学びました。グループワークで職種や職場、年齢等の違うメンバーで意見交換も行え視野を広げる事ができたのではないでしょうか。

午後は「いまさら聞けない、今だから聞ける事例」をPT、OT、STそれぞれ1事例ずつ紹介して頂きました。OTの担当は転倒を繰り返す事例という課題を与えられ、訪問看護ステーションしみずの齋藤亨氏から、頑固な性格からか認知機能の影響なのかなかなか移乗などのやり方を変えることが出来ない事例を紹介して頂きました。どの事例も共感できたり、明確な正解はないため、色々考えさせられたりして課題をそれぞれが持ち帰ることが出来たのではないでしょうか。

2日目は「復興特区における訪問リハビリテーションの現状と訪問リハビリテーションのこれから」というテーマで発表とシンポジウムが行なわれました。それぞれの士会の会長(副会長)からのメッセージは時間が短かったのが少し残念でしたが、どの団体に置いてもひとりひとりが専門職として責任のある行動をとることが大切であると再確認しました。

 

 

この訪問リハ研究会の研修会は訪問リハに携わっていなくても、退院後どのような生活をしているのだろう、実際どんなかかわりが求められているのだろう等病院に勤めている方や、新人さんにも毎回とても参考になる研修です。次回は来年になってしまいますが、ぜひ参加してみてください。